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光州デザインビエンナーレ2015
 
March,2015
Space
Designer : 佐々木里史+寺田健太朗
Client : 
Photographer : 寺田健太朗

「ASIAN DESIGN HUB」という特別展に於いて、LDK(リビング・ダイニング・キッチン)というテーマを与えられ、韓国、中国、日本の3カ国のキュレーターがそれぞれブースデザインを行いました。日本ブースを橋本和幸がキュレーションを務め、作品セレクトと会場デザインを担当致しました。

 

今回の空間構成は「日本庭園」をイメージしながら設計しました。日本の庭園空間の特徴は内部と外部の境界を曖昧にすることが一つの特徴です。今回はそれを意識しながら空間作りを進めました。選定したアイテムは庭園の景色を形成する石、木景、オブジェや茶室を中心に構成しています。日本では「機能優先のデザイン」から「生活を豊かさのデザイン」へと変化しています。「豊かさの追求」の解決方法として「遊び」や「持続性」を採り入れたデザインが現在の動きであると思います。選定したモノたちにはそれらを満たしながら、今までになかった豊かな生活の提案が隠されています。

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