FINEA
 
2016-2018
Product design
GOOD DESIGN 2018

マンションや公共施設などに設置されるスタンダードタイプのエレベーターのデザインをおこないました。

多くの人が利用するパブリック空間のエレベーターは、狭く移動する閉鎖的な空間の為、不安感などのストレスを感じることがあります。「人に寄り添う」ことをテーマに、心地よさを追求する造形美・機能美へのチャレンジを実施。また、建築の一部となるエレベーターは、建物内部に応じた仕様が求められる為、現代のインテリア仕様に合わせやすく、セレクトしやすい4つのシリーズをデザインしました。

Director : 尾登誠一
Designer : 佐々木里史・垂見幸哉・寺田健太朗
Client : 日本エレベーター製造株式会社

FINEAは、従来のCage(かご)から、人を運ぶCabin(部屋)へ定義を変換したリッチスタンダードエレベーターです。

FINEA_TOP
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FINEA_back
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FINEA_05
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FOREST
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ART
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エレベーターは面識のない他者と一時を共有する希有な空間です。利用者の安全・安心はもとより、顧客、生産者も安心できる佇まいを目指しました。先進的でも後進的でもなく、シンプルな造形と機能を簡潔にまとめ上げ、ミニマルなデザインを施しました。気取らない、飾らない長く愛されるスタンダードエレベーターを追求したかたちです。

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リッチスタンダードとしてのエレベーターをつくりだす開発は、心地よさを追求する造形美・機能美へのチャレンジでした。安全性・機能性の追求やユニバーサル・エコロジカルへの対応はもとより、感性品質への時代のニーズに応えるハートフルなスタンダードエレベーターを結実させました。そのデザインは無駄をそぎ落とすだけではなく、シンプルな中に計算し尽くされた精巧な造形美を実現。スタンダードエレベーターにおいて4つのライフシーンにやわらかく対応するデザインを実現することで、コストを抑え生活シーンに応じた知覚そのものの心地よさが感じられる空間を可能にしました。正統派を貫くブランドスピリットと「人に寄り添う」デザインイズムにより、従来の閉鎖的なエレベーターCage(かご)から、人を運ぶCabin(部屋)へ定義を変換。生活ステージとしてのFINEAは、新たなパブリックデザインとして日本エレベーター製造株式会社が皆様に提案するブランドです。

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デザイン監修

東京藝術大学名誉教授

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1973年  東京藝術大学美術学部工芸科デザイン専攻卒業後イタリア、ジョルジオ・デクルス デザインスタジオ勤務。その後、株式会社 デザインスタジオスパイラルを設立、代表取締役。現在、東京藝術大学名誉教授、秋田公立美術大学教授。その他公共の色彩を考える会会長、日本色彩学会理事、日本デザイン学会副会長、 道と景観の会(国土交通省)委員等を歴任。